絶景 冬の胆振

「室蘭工場夜景+α展」代表 森大輔さん撮影

©株式会社室蘭民報社

 寒さが厳しくなる室蘭地方では氷瀑(ひょうばく)や蓮(はす)の葉氷、氷筍(ひょうじゅん)など、冬ならではの自然の絶景が見られる。室蘭の市民団体「室蘭工場夜景+α展」実行委員会の代表で、アマチュアカメラマンの森大輔さん(46)=室蘭市職員=が、年明けから室蘭、登別、白老で撮影したベストショット6点と、撮影時のエピソードを紹介する。
(成田真梨子)

 ◇室蘭・スダレの滝の氷瀑(1月12日撮影)
 だんパラロッジから歩いて20分、ペトトル川上流にある室蘭スダレの滝。まだ時期は早いかと思ったが、室蘭岳登山の後に向かってみたらすでに見ごろとなっていました。ここはいつも夜に来ますが、シーズン初めということで下見に来てみました。

 ◇室蘭岳西尾根(1月12日撮影)
 室蘭岳は年中登れる山で、幅広い世代から人気で冬は山スキーヤーでにぎわっています。私はいつも夏道から登り、頂上から西尾根を通って降りてくるのが好きです。特に西尾根からの眺めが最高で、天候をみて冬も登っています。ちょうど稜線(りょうせん)を見下ろすポイントからは白鳥大橋が望み、とても絵になる風景となっていました。

 ◇室蘭港の蓮の葉氷(1月14日撮影)
 気温が低い日が続き、風の弱めな日の朝は室蘭港に蓮の葉氷と呼ばれる氷が浮かぶことがありますが、1月14日の朝はとても広範囲に広がっていましたので室蘭港と工場をバックに空撮してみました。上空からだと、蓮の葉氷が広がっている様子がよく分かり、とても冬らしい景色となっていました。

 ◇白老・カジカ沢の滝の氷瀑(1月19日撮影)
 もう10年近く通っているカジカの沢の滝ですが、ぐるりと円を描くように広がった氷瀑は圧巻で、毎年夜に訪問しています。白老には魅力的な滝がたくさんありますが、冬に比較的容易に近づけるこの滝は特にお勧めです。

 ◇室蘭・蓬莱門(1月21日撮影)
 冬の蓬莱門は1年で一番美しい。とくに冷えた日が続いた時には岩にかかった波しぶきが凍りつき、荒々しい岩たちが月の光に照らされて宝石のように輝きだす。そんな蓬莱門を見たくて何度も通う。ここは潮位によってはたどり着けなく、高波などの危険もあるため、無理は禁物である。

 ◇登別・旧カルルス鉱山の氷筍(1月27日撮影)
 ここも10年近く通うところで、冬の景色がすばらしい。旧カルルス坑道内には比較的珍しい氷筍が成長し人々の目を引いている。私はこの氷筍をメインに撮影しており、冬は氷筍を求め道内を走り回っています。