上杉謙信の刀に公費、市長が説明

岡山・瀬戸内、費用足りず基金で

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上杉謙信の愛刀「無銘一文字(山鳥毛)」

 戦国武将上杉謙信の愛刀「無銘一文字(山鳥毛)」(国宝)を巡り、岡山県瀬戸内市の武久顕也市長が14日、記者会見した。ふるさと納税で集めようとした刀の購入費用5億円に届かない差額分を、自治体の貯金に当たる財政調整基金で補う方針について説明した。

 武久市長は「断念して多額の寄付を無駄にするのではなく、購入することで今後のまちづくりに生かしたい。観光面でも大きな効果が期待できる」と意義を強調した。関連議案が市議会で今後可決された場合、所有者からの要請も踏まえ、早ければ4月中にも売買契約を結ぶ方針。