商売繁盛や家庭円満を祈願 荒尾市で「こくんぞさん」

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四山神社の「福銭」を借り受ける園児たち=荒尾市

 「こくんぞさん」の愛称で親しまれる熊本県荒尾市大島の四山神社で13日、春の大祭があり、商売繁盛や家庭円満にご縁があるという「福銭」を求める参拝者でにぎわった。

 大祭は2月と9月の年2回。「福銭」と呼ばれる5円玉を借り、次の参拝で倍額以上を添えて返す習わしがある。ビニールの小袋に入った約1万6千枚が準備され、参拝を終えた人々が次々と新しい福銭を受け取った。

 近隣の保育所の園児や、親子連れも大勢訪れ、高台の神社に続く300段以上の階段や坂道を息を切らせて上っていた。

 10年以上通う福岡県八女市の会社員堤篤弘さん(43)と妻加代子さん(43)は生後3カ月の長女朱星[らら]ちゃんを見つめ、「今年は娘の健康を一番に祈願しました」と目を細めた。(原大祐)