もはやハリー・ケイン級の決定力! ドルトムント粉砕した韓国FW絶賛される

トッテナムのソン・フンミン photo/Getty Images

現在トッテナムはハリー・ケイン、デル・アリの攻撃の柱2人を怪我で欠いているが、攻撃力は落ちていない。13日にはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでドルトムントと対戦し、予想を超える3ゴールを奪う快勝を収めた。

立役者はまたも韓国代表FWソン・フンミンだ。アジアカップから戻ってきたソン・フンミンはリーグ戦でもワトフォード戦、ニューカッスル戦、レスター・シティ戦と3試合連続得点を記録。その勢いは止まらず、今回のドルトムント戦でも貴重な先制点を奪ってみせた。

この活躍に英『Evening Standard』は、「ソンはハリー・ケインと同じくらい重要。もはや彼を過小評価はできない」と絶賛している。しかも今回の相手はブンデスリーガで首位を走るドルトムントで、そこから得点を奪うのは簡単なことではない。ソン・フンミンはワールドクラスのアタッカーと称えられるべきだろう。

DFのマークを外すためにファーサイドへ動いたタイミングも見事で、クロスに合わせるフィニッシュ精度もパーフェクトだった。この得点がチームの背中を押すことになり、その後ヤン・ヴェルトンゲンとフェルナンド・ジョレンテの追加点で一気にドルトムントを突き放してみせた。

まだアウェイでの2ndレグが残っているため油断はできないが、1stレグで3点のリードを奪ったのは大きい。ケイン、アリが戻ってきた時に絶好調のソン・フンミンとどう絡んでくるのか。欧州の強豪をねじ伏せるだけの守備力をトッテナムは備えている。

© 株式会社FACTORIES