TC型省力化軌道、都心から幹線路線へ波及_こんどは東北線で導入

軌道メンテナンス量を軽減できるTC型省力化軌道が、幹線路線へと波及――。

JR東日本は、同社テクニカルセンターで開発したTC型省力化軌道をことし3月に東北線へも拡大させる。

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施工区間は東北線 川口付近~南浦和付近の11.6kmと、東北貨物線 川口付近~浦和付近の14.6km。

TC型省力化軌道は、通常のバラスト軌道と比べ、枕木を大型化し、列車荷重の分散を図る。

また、枕木下のバラストをセメント系充てん材で固定化する構造で、列車の運行を止めることなく、夜間に省力化軌道に更新できるところが特長。

工期はことし3月から2025年3月まで。

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