比の捜査局、政権批判の記者保釈

「沈黙してはいけない」

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保釈されたジャーナリストのマリア・レッサ氏=14日、マニラ(AP=共同)

 【マニラ共同】インターネットに掲載した記事で男性の名誉を毀損したとして、フィリピン国家捜査局(NBI)が13日に逮捕したニュースサイト「ラップラー」の最高経営責任者(CEO)でジャーナリストのマリア・レッサ氏は14日、保釈金10万ペソ(約21万円)を支払い保釈された。

 レッサ氏は、ドゥテルテ政権の強権的な麻薬犯罪対策を批判的に報道。保釈後、「『おとなしくしていろ。さもなくば次はおまえだ』という政権のメッセージは明白。沈黙してはいけない」と述べ、言論の自由を守る重要性を訴えた。

  国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは、逮捕は政略的だと非難した。