【ヨーロッパリーグ】ラツィオとセビージャのファンがローマ市内で衝突 複数の重軽傷者に「まるで戦争のようだった」

UEFAヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦で行われるラツィオとセビージャの一戦を前に、両チームのサポーターがローマ市内で衝突。4名の重軽傷者を出す事態となった。

1stレグがラツィオのホームで行われるため、現地時間13日水曜日にはローマ市内に集合していた。そして午後9時半過ぎ、両チームのサポーターが武器を持って暴動を起こしたと、イタリア日刊紙『La Repubblica』が伝えている。「突然、叫び声やガラスの割れた音がした。クラブやバットを武装してフードを被った男たちがいた」。世界遺産コロッセオの前で起きた暴動は地元警察によって鎮圧されたものの、スペイン人2名とアメリカ人1名がナイフで刺され、他1名も重傷を負い最終的には40人ほどの人物が争っていたと同氏は報じている。また別の日刊紙『Corriere della Sera』では、負傷したファンの一人が血だらけになりながら通りを歩き、通行人に助けを求めたと伝えている。

試合前にファン同士の暴動が勃発

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