藤田菜七子騎乗コパノキッキングほか、2019フェブラリーS出走予定馬14頭分析

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フェブラリーSが行われる今週。藤田菜七子の参戦が今年のレースをより話題性溢れるものに変えており、それに呼応するかのようにメンバーも豪華絢爛。ルヴァンスレーヴの故障回避が残念とはいえ、非常に楽しみな一戦と言えるだろう。

そこで今回のコラムでは、2019フェブラリーSに出走予定の14頭をあらゆる角度から分析してみたい。私なりの視点で捉える14頭の判断基準が、あなたの予想の参考になれば幸いだ。

・インティ
東海Sを逃げ切り参戦は昨年のテイエムジンソクと同じ。当時と違うのはラスト3Fを12秒4—11秒6—11秒9(昨年は12秒7—12秒4—13秒0)と大きな減速なくまとめた点にある。有力馬の多くが後方待機の脚質で、得られる展開利は計り知れない。想定外に競りかけてくる馬がいない限り揉まれない位置で運べるだろうし、初の関東圏・ワンターンの芝スタートさえこなせれば連勝を伸ばす可能性は十分だ。

・オメガパフューム
東京大賞典ではゴールドドリーム相手に完勝。斤量差があったとはいえ、同馬を0秒4上回る上がり3Fの脚は脅威以外の何物でもない。鞍上は過去参戦したフェブラリーSで【2—1—1—1】複勝率80%。ここ一番の勝負強さは特筆に値する。

・クインズサターン
4勝を挙げている東京ダート1600m替わりが能力減を招くことはないと思われるが、前走はロスなくインを立ち回れた恩恵もあった。一気の相手強化となる今回、前走以上は厳しい印象を受けてしまう。

・ゴールドドリーム
良馬場ダート【6—4—1—1】が示すように、乾いたダートでこそのタイプ。この条件への適性は過去のフェブラリーS結果が証明済みだ。近走切れ味に陰りも見られるが、随一の安定感ゆえ馬券の一角には組み込んでおきたい。

・コパノキッキング
距離不安も囁かれた前走だが、フタをあけてみれば鮮やかな末脚で快勝。今回も終いの脚を活かす競馬が濃厚だ。何かと話題の鞍上だが、ダートでの勝利は逃げor大外一気がほとんど。揉まれない外枠を引くことが好走の第一条件で、内枠なら評価を下げたい。

・サクセスエナジー
全7勝を1200—1400mで挙げている馬。その戦績が示すとおり1600mの距離には一抹の不安を覚えてしまう。ハナを切る競馬では大崩れのない馬だが、インティが早めに被せてくる展開はこの馬にとって厳しいものと言えそうだ。

・サンライズソア
距離短縮時の成績【3—1—3—0】馬券圏外なし。このローテーションでは抜群の安定感を誇る馬だ。ダートでの馬券圏外は使い詰めのときに限定。前哨戦をスキップした臨戦過程に先行脚質なら侮れない。

・サンライズノヴァ
昨冬以降はやや精彩を欠く走り。【4—1—0—2】のコース適性は捨てがたいが、渋った馬場ならさらに切れ味が増すタイプ。パサパサのダートが予想される週末の馬場は決してプラスとは言えないだろう。

・ノボバカラ
2017年以降、馬券圏内は地方交流重賞に限定。テンのダッシュ力にも陰りが見られる近走内容から一変は厳しいか。

・ノンコノユメ
キャリアを重ねるごとに追込脚質に拍車がかかってきた印象。昨年ほどのハイペースが望めない今年のメンバー構成はマイナスだ。

・メイショウウタゲ
過去10年、前走GIIIでフタ桁着順から臨んだ馬は【0—0—0—12】。強調材料に乏しい。

・モーニン
3年前の覇者も近走は距離適性が1400m以下にシフト。距離延長での上積みには疑問が残る。

・ユラノト
賞金加算を狙った根岸Sは2着。目論みは果たせたものの、勝ち切りたかったのが陣営の本音だろう。とはいえ昨年から今年にかけて良馬場ダート【2—2—0—0】と馬場適性は申し分なく、ヒモ穴候補として入れておきたい1頭と言える。

・ワンダーリーデル
東京ダート1600mは【0—0—0—2】。特殊なコースの好走歴に乏しい点はマイナスだ。