ネイマールと2世がコパ・アメリカで共演も? 進むブラジル代表チーム改革

レアルで活躍するヴィニシウス photo/Getty Images

日本代表も招待されている今年6月に開催されるコパ・アメリカ2019は、ブラジルで行われることになっている。つまり、ブラジル代表は優勝が義務付けられているのだ。ブラジルは優勝以外許されぬチームだが、母国開催となればプレッシャーは相当なものがあるだろう。

そのビッグイベントに向け代表監督のチッチは新戦力をチームに組み込もうと動いている。スペイン『as』はチッチが自身のアシスタントを欧州視察に向かわせていることを伝えており、ポルトDFエデル・ミリトン、ミランMFルーカス・パケタなどフレッシュな若手を親善試合でテストしていく考えだ。

中でも同メディアが注目しているのが、レアル・マドリードでブレイクし始めている18歳のFWヴィニシウス・ジュニオールだ。当然ヴィニシウスもチェックされており、6日に行われたスペイン国王杯・準決勝1stレグのバルセロナ戦も視察していたという。このゲームでヴィニシウスは先発出場して先制点に深く関わっている。

ヴィニシウスも親善試合でチャンスを与えられる可能性があり、同メディアはヴィニシウスと代表のエースであるネイマールの共演を期待しているのだ。ヴィニシウスはネイマール2世とも言われる存在だが、2世が本家と揃ってプレイするのは非常に興味深い。2022年のカタールワールドカップの頃にはヴィニシウスや、同じ18歳でレアル入りが内定しているFWロドリゴ・ゴエスなどネイマールの後継者とされる選手たちが続々と代表に入ってきているはずだ。その第一弾としてコパ・アメリカにヴィニシウスが絡んでくると面白い。

ネイマールと若手選手たちの融合は是非とも見たいものだが、コパ・アメリカで新生・ブラジルのお披露目となるか。

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