「4%の賃上げを」 連合熊本が春闘開始宣言集会

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2019年春闘と7月の参院選の勝利を誓ってガンバロー三唱する労働組合員ら=14日夜、熊本市中央区

 連合熊本(約5万8千人)は14日、熊本市中央区の県民交流館パレアで、2019年県内春闘の幕開けを告げる「開始宣言集会」を開き、月給ベースで4%、金額換算で月1万500円以上の賃上げ実現を目指して約250人が気勢を上げた。

 集会には加盟労組の代表らが出席。友田孝行会長が「これまでの賃上げの流れを維持継続するため、力を合わせて最後まで闘おう」と呼び掛けた。

 賃上げや労働者の立場に立った働き方の実現、企業規模や雇用形態、男女間の格差是正を進めるとした宣言を採択。7月の参院選で組織内候補を擁立する10産業別労組代表による決意表明もあり、ガンバロー三唱で締めくくった。

 連合熊本によると、昨年の県内春闘は人手不足を背景に地場中小でも賃上げが相次ぎ、組合員1人当たり平均4613円と、過去5年で最高の賃上げを実現した。

 ただ、今年は米中の貿易摩擦などによる世界経済の先行き不安から、大手では「逆風春闘」との見方もあり、県内でも昨年の好調を維持できない可能性もある。(太路秀紀)