結果は出ていないけど…… アザールは”サッリ流”に理解「僕の好み」

チェルシーのアザール photo/Getty Images

現在マウリツィオ・サッリ率いるチェルシーはリーグ戦で6位に沈む苦しい時間を過ごしている。特に先日マンチェスター・シティに0-6で敗れたのはショックが大きく、自身のスタイルにこだわり続けるサッリには疑問の声が出ている。

しかし、FWエデン・アザールはサッリのプレイスタイルそのものは嫌っていないようだ。現状に満足していることはないだろうが、あくまで攻撃的な姿勢を貫くサッリのやり方にアザールは理解を示している。

クラブ公式によると、アザールは「これまで仕事をした監督たちはみんな僕に何かを与えてくれた。リールのクロード・ピュエルからチェルシーのサッリまでね。彼らはフットボールを異なる視点から見ていて、それが今の僕を作っているんだ。彼らはみんな重要なアドバイスをくれた。モウリーニョはスペシャルだったけど、サッリとリュディ・ガルシアのスタイルは僕が好むものだ」とコメントしている。

サッリはまだ就任して1年目で、まだ選手たちにスタイルを完璧に植え付けられたわけではない。もう少し時間をかければ結果が出始めるかもしれない。もっともアザールには移籍の話題が出ており、今季もチャンピオンズリーグ出場権を逃してしまえば守り切れないだろう。しかしアザールがサッリ流を好んでいるのは確かで、リーグ制覇も経験したアントニオ・コンテやモウリーニョのスタイルよりも自分らしくプレイできているのではないか。

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