目指せ「マイ・タイムラインリーダー」 茨城で始まった国交省の講座に出たかんね

マイタイムライン認定講座では菊池博・下妻市長とご一緒させてもらいました!

さて、赤プルのちょっくらでやっていこうという意味を込めた、ちょっくら防災。第2回目の記事ですが、今回は、茨城で始まったマイタイムライン認定制度の事をお伝えすっかんね!

ここでも何度か触れている、水害時の自身の避難行動をあらかじめ決めておく、「マイタイムライン」覚えていますか?

2015年の関東・東北豪雨時、私の地元の茨城県常総市も被災し、4300人が逃げ遅れてしまった事を受け、その後、被災した住人の方々と、国土交通省下館河川事務所の皆さんで「逃げ遅れゼロ」を目指し、作り上げた「自分の避難行動の時間軸」が、マイタイムラインです。このマイタイムラインが、かなりの勢いで全国へと広がりを見せている様子!

■水害から逃げろ!マイタイムラインを作ろう!
http://www.risktaisaku.com/articles/-/7186

大雨や台風が猛威を振るう近年。政府も力を入れようという安倍晋三首相の国会答弁もありました。すごいことですよね!国の政策になりつつありますが、防災意識を高めていくことイコール国民を守ることになるので頑張ってもらいたいです。

とはいえ、受け止める国民の側の私たち。自発的に、自主的に、自分たちに何ができるか、まず、マイタイムラインを作ろうとなった時、ファシリテーターとなる、リーダーが必要!という事で、できたのが国交省のこの制度だそうです!

■マイ・タイムラインリーダー認定制度
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000723228.pdf

ということで、私赤プルもマイ・タイムラインリーダー目指し、マイ・タイムライン認定講座を受講してきたかんね!

実は、私もマイタイムラインを学ぶのは4度目だったのですが、そこで改めて感じることもありました。そして、これからようやく、シンプルにみなさんにお伝えできるのではないかと思っています。

茨城版の防災タウンページが完成。番組で取材させてもらいました

ここでちょっくら防災!

⚫︎ハザードマップ聞いたことはあるけど、見たことはない。⚫︎避難所は知ってるけど行ったことはない。⚫︎避難する時、何を持っていけばいいかわからない。

いざ取り組もうと思った時、なんとなくわかってるけど、億劫になってしまいますよね。水害は、地震と違って自宅にいることはできない可能性が高いです。余裕を持って避難する事が大事になってくるので、最低限、今この3つのいずれかに当てはまった人は、

スマホで確認できるので、ぜひちょっくら確認しちゃってほしいと思います!

ハザードマップは、水害用のものは別にあります。ネットでは、ご自宅のある区市町村、水害ハザードマップと入れると出てきます。

国交省の重ねるハザードマップからも飛ぶ事ができます。
https://disaportal.gsi.go.jp/

東京の水害対策については、東京都建設局からのホームページで見ることができます!
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jigyo/river/chusho_seibi/index/index.html

避難所も市区町村のホームページに一覧として載っています。
例)目黒区
http://www.city.meguro.tokyo.jp/smph/kurashi/anzen/bosai/type/earthquake/jishin/hinan/ichiran.html

ただ細かくは、以前の避難所開設訓練の記事にも書かせてもらったように、自治会によって区切られていたりするので、家の近くのお知らせ掲示板をチェックするだとか、地域の防災訓練に参加する事をお勧めします!

そして、避難する時の持ち物。持ち物に関しては、色々な媒体や個人でもリスト表が作られています。

こちらは防災タウンページから。
https://bosai.itp.ne.jp/saigaisonae/goodshinanji2/

常総市の被災したシンガーソングライターの石塚美咲ちゃんと、災害FM以来の再会。被災した身でありながら、復興支援を継続されています

1番大事なのは、自分用、家族用にカスタマイズすること。

そして、必ずしも「それ」でなければいけないという概念を外し、色々想像して応用できるようにしておく事が必要だと考えます!

例えば、セロテープやガムテープを持ち歩きたいけど、それって何か普段から持ち歩いてるもので代用ができるかと考えた時、私の場合はばんそうこうや、持ち歩き用のいわゆるコロコロ(粘着カーペットクリーナー)と考えています!

こういった、普段から知ってるけど、じっくり考えてこなかった事を確認するためのきっかけにも、「マイタイムライン作成」は役立つのではないかと思います。

あとは逃げるタイミングを、時間軸に沿って決めていくのです。

1.時間軸※台風や大雨の予報が出てから2.行政から出される情報(川や様子などによって)3.自分の備えや行動

これを縦に並べるのがマイタイムラインです。

ぜひ、小学生でも作れる「逃げキッド」参考にしてください!
http://www.ktr.mlit.go.jp/shimodate/shimodate00626.html

そして、機会があったら一緒に楽しく作っぺよ!

(了)

 

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