長崎県内7市町 世界遺産PR 特産品も紹介 きょうまで福岡

 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録を記念し、構成資産がある県内7市町の観光PRと特産品を販売するイベントが14日、福岡市中央区のふくぎん本店広場で始まった。15日まで。
 世界遺産とともに各地の「食」の魅力をPRし、福岡からの誘客につなげようと開いた。
 南島原市のブースには、世界遺産登録を記念して発売された菓子「原城の月」や、旬を迎えているミカン類が並んだ。北松小値賀町は落花生やピーナツペースト、五島市はサザエやアゴ(トビウオ)といった魚介のうま味が詰まった新発売のレトルトスープなどの商品を出し、多くの人が訪れた。各資産の説明が記載された写真パネルも設置され、足を止めて見入る姿も見られた。
 イベント事務局の親和銀行担当者は「世界遺産と各地の特産品を知ってもらい、現地に行こうと思ってもらえたらいい」と話した。

多くの人でにぎわうイベント会場=福岡市、ふくぎん本店広場

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