サッリの戦術が機能しなくなるのはなぜか?ペドロはこう答えた

『Independent』は14日、「チェルシーのFWペドロは、マウリツィオ・サッリ監督の戦術は時に難しいと話した」と報じた。

このところチームの調子が下降しているチェルシー。ボーンマスに0-4、マンチェスター・シティに0-6と大敗しており、他のチームに対策を講じられている状況にある。

海外の日本代表最新情報、Jリーグ超ゴールはこちら

【関連記事】チェルシー、衝撃の6失点…キャラガー「アーセナルみたいに弱い」

ペドロは現在のチームについて、サッリ監督のアイデアは時に難しくなると話す一方、それを支持していると明かした。

ペドロ 「チームの全員がマウリツィオ・サッリのアイデアを支持しているよ。

強いプレッシャーをかけ、コンパクトさを保ち、そしてチャンスを作っていく。いいポゼッションをして、多くボールを触って。我々はチームとしてそれに取り組んでいる。

しかし、時にはこの形でプレーするのがとても難しいんだ。対戦相手に依存していることだ。

マンチェスター・シティはとてもいいプレーをした。プレスをかけるのも、スペースを作るのも、守るのも非常に難しかった」

「だがそれがマウリツィオのアイデアだ。高い位置でプレスをかけるのは好きだ。チャンスを作るために早くボールを奪い返すことがね。

90分ボールが転がってくるのを待って、ゴールを決めるために60メートルを走るよりね。

この数試合は、結果を残せるだけのいいコンディションではなかったんだ。マルメ戦は自信をつけるチャンスだよ」

(サッリ監督の戦術に選手が不満を持っているとも言われるが…)

「どんな監督にとっても難しいと思うよ。高いモチベーションと野心を持ってやってきたときには。

それはチェルシーのドレッシングルームだけではない。どんな指導者にとってもそうだ。

サッリにとってはあまり良くない状況だ。結果が出ていないからね。しかし今の力学を変化させるのは、我々にとっていいことだ。

カラバオ・カップの決勝に進出したこと、FAカップのユナイテッド戦を控えているのもいいことだよ。リーグでは目標達成が難しくなったが、4つの大会で戦っているんだ。

今期を分析するのは時期尚早だ。シーズンが終わってからやればいいんだよ」

© 株式会社ファッションニュース通信社