第68回郡市対抗県下一周駅伝 第1日 見どころ

 スタートダッシュを狙い、多くのチームが前半から主力級をつぎ込む。首位争いは総合3連覇が懸かる西彼・西海を軸に、大村・東彼、長崎、諫早、佐世保が絡む展開が予想される。
 西彼・西海は有力な大学生を長距離区間に配置し、バランスのいいオーダーを組んだ。2区は箱根駅伝を走った江島(国学院大)、エース区間4区は大学ラストランの立石(大東大)が担う。
 大村・東彼は3区小柗ら陸自勢3人と8区定方(東洋大)ら力のある大学生を中心に食らいつきたい。長崎は地元を走る2区浜添(東京国際大)らでペースをつかめるか。昨年9位の諫早は、巻き返しを期して大学生6人を投入。うまくはまれば、台風の目になりそうだ。
 佐世保は実業団ランナーの4区浦野(MHPS)に注目。対馬は同じく4区に全国都道府県対抗男子駅伝出場の扇育(松浦高)を据えた。離島勢トップ奪回を狙う五島、Bクラスを守りたい島原半島、北松・松浦に加え、壱岐、平戸は上位浮上に向けて好位置につけたい。

第1日

© 株式会社長崎新聞社