警察庁が2月15日に発表した、2019年1月末現在の交通事故統計月報によると、全国の65歳以上の高齢者交通事故死者は累計160人と、総数(265人)の60.4％を占めています。前年同月比では35人減となっています。
都道府県別では21府県で減少、20都道県で増加していて、最多は千葉県10人(－5)、茨城県(＋1)と埼玉県(＋1)の各9人、岡山県8人(＋3)、いっぽう山梨県(－3)・島根県(±0)・長崎県(－3)・鹿児島県(－6)・沖縄県(±0)でゼロとなっています。
■2019年高齢者交通事故死者数(1月末現在：確定値)
【月別】〈都道府県別最多〉
・ 1月：160人(－35)〈千葉県10人〉
・1日あたり5.16人/4.65時間に1人の割合
・年間死者数［総数比］：2018年1966人［55.7％］17年2020人［54.7％］16年2138人［54.8％］
【都道府県別】
全国 160人(－35)［総数比60.4％］
北海道 4人(－ 1)［80％］
青森県 2人(－ 1)［66.7％］
秋田県 2人(＋ 1)［100％］
岩手県 1人(－ 2)［50％］
宮城県 5人(＋ 2)［100％］
山形県 5人(＋ 5)［83.3％］
福島県 3人(－ 4)［60％］
茨城県 9人(＋ 1)［81.8％］
栃木県 3人(－ 2)［42.9％］
群馬県 4人(＋ 3)［66.7％］
埼玉県 9人(± 0)［64.3％］
千葉県 10人(－ 5)［58.8％］
東京都 7人(± 0)［63.6％］
神奈川県 7人(－ 5)［53.8％］
山梨県 0人(－ 3)［0％］
長野県 4人(＋ 4)［66.7％］
新潟県 7人(－ 2)［87.5％］
富山県 3人(＋ 1)［100％］
石川県 1人(－ 2)［50％］
福井県 3人(± 0)［50％］
静岡県 6人(＋ 2)［50％］
愛知県 2人(－10)［28.6％］
三重県 2人(－ 4)［33.3％］
岐阜県 3人(－ 5)［42.9％］
滋賀県 5人(＋ 3)［71.4％］
奈良県 1人(± 0)［100％］
和歌山県 1人(＋ 1)［50％］
大阪府 5人(－ 6)［71.4％］
京都府 1人(± 0)［25％］
兵庫県 6人(－ 1)［50％］
岡山県 8人(＋ 6)［72.7％］
広島県 4人(－ 4)［66.7％］
鳥取県 2人(＋ 1)［100％］
島根県 0人(± 0)［0％］
山口県 2人(＋ 2)［66.7％］
徳島県 2人(＋ 2)［66.7％］
香川県 3人(＋ 2)［50％］
愛媛県 4人(＋ 2)［100％］
高知県 3人(± 0)［100％］
福岡県 4人(－ 4)［44.4％］
佐賀県 1人(＋ 1)［50％］
長崎県 0人(－ 3)［0％］
熊本県 4人(＋ 1)［66.7％］
大分県 1人(－ 2)［50％］
宮崎県 1人(－ 3)［50％］
鹿児島県 0人(－ 6)［0％］
沖縄県 0人(± 0)［0％］
【ワースト3】
＜総数＞
1位：10人 千葉県(＋5)
2位： 9人 茨城県(＋1)・埼玉県(＋1)
3位： 8人 岡山県(＋3)
＜増減数＞
1位：＋5 千葉県(10人)・東京都(7人)・宮城県(5人)・山形県(5人)・滋賀県(5人)
2位：＋4 新潟県(7人)
3位：＋3 岡山県(8人)・富山県(3人)・香川県(3人)・高知県(3人)
＜高齢者率＞
1位：秋田県・宮城県・富山県・奈良県・鳥取県・愛媛県・高知県(100％)
2位：新潟県(87.5％)
3位：山形県(83.3％)
