パドレス・プレラーGM マイアミでマチャドと面会していた

日本時間2月13日にSNYのアンディ・マルティーノがパドレスがマニー・マチャド獲得に向けてアグレッシブに動いていることを報じたばかりだが、日本時間2月15日に関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、パドレスのA.J.プレラーGMは先週、マイアミを訪れてマチャド夫妻との面会の場を設けていたようだ。地元紙サンディエゴ・ユニオン・トリビューンのケビン・エーシーは、正三塁手不在のパドレスにとってマチャドが補強の第1候補であることを伝えつつも、マチャドの新天地決定までにはまだ時間がかかる見込みであることを報じている。

マルティーノはパドレスがマチャド獲得を目指してアグレッシブに動いていることを報じたツイートのなかで、「マチャドがパドレスへ行きたがっているかどうかはわからない」とコメント。また、マチャド側の人間がマチャドに対してヤンキースとの短期契約を勧めていることも報じていた(マチャドはヤンキース移籍が第1希望であると考えられている)。争奪戦のフロントランナーと見られるフィリーズとホワイトソックスも、引き続きマチャド獲得を狙っているようだ。

マルティーノによると、ヤンキースのマチャドに対する姿勢は数ヶ月間にわたって変わっておらず、「積極的ではないものの、撤退もしていない。連絡を取り続けている」という状況だという。ヤンキースの三塁にはミゲル・アンドゥハーがおり、今オフの補強で二塁手のDJレメイヒューと遊撃手のトロイ・トゥロウィツキーをチームに加えているため、マチャド獲得に動く可能性は低いと見られている。ヤンキースの姿勢が変わるとすれば、マチャド側が希望条件を引き下げることに応じた場合のみだろう。

ブライス・ハーパーの獲得にも興味を示しているパドレスだが、チーム状況を考えると、ハーパーよりもマチャドのほうがフィットする。MLB Pipelineが発表した有望株TOP100に10人を送り込んだパドレスには、短期的にも長期的にも、正三塁手を任せられる選手がいないのだ。チーム最大の穴を埋める補強として、パドレスのマチャド獲得は実現するのか。今後の動向に注目だ。

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