ベイルに最長12試合出場停止の可能性 アトレティコ戦で問題行為

ゴールセレブレーションが問題に photo/Getty Images

レアル・マドリードに在籍中のFWガレス・ベイルに、長期の出場停止処分が科される可能性が浮上した。

ベイルは現地時間9日に行われたリーガ・エスパニョーラ第23節(アトレティコ・マドリード戦)に途中出場。レアルが2-1とリードして迎えた74分、自軍の速攻に加わった同選手がMFルカ・モドリッチからのパスを受けると、敵陣ペナルティエリア左隅へ走り込みながら左足を振り抜き、ダメ押しゴールを挙げた。大一番で結果を残した同選手であったが、ゴールセレブレーションが問題に。右腕を高い位置で折り曲げ、左手で右肘の内側を叩くような仕草を見せてしまったのだ。

ベイルが見せたこのポーズは、“ブラ・ドヌール”と呼ばれるもの。男性の局部を連想させるものであり、特に欧州では他人を侮辱する下品な仕草として知られている。英『sky SPORTS』によると、前述のベイルのポーズがスペインサッカー連盟の調査対象となっており、同選手に4~12試合の出場停止処分が科せられる可能性があるようだ。ただし、同選手に観客を挑発する意図が無かった、もしくはその意図が薄いと判断された場合、出場停止が1~3試合に収まる可能性があるとのこと。軽薄なゴールセレブレーションで物議を醸してしまった同選手だが、当局の判断は如何に。

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