東証1部上場企業3年ぶり減益に

19年3月期、米中摩擦が響き

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 上場企業の2019年3月期の純利益合計は前期比5.2%減と、3年ぶりの減益となる見通しであることが15日、分かった。SMBC日興証券が東京証券取引所第1部に上場する1470社(全体の99.7%)を集計した。米中の貿易摩擦を背景にした中国経済の減速が痛手となった。収益拡大を続けてきた日本企業の経営環境は厳しい局面を迎えている。

 19年3月期の純利益の合計は約35兆1千億円となる見込み。製造業が7.2%減で、非製造業も1.2%減とそれぞれ減益を見通した。

 業種別では、トヨタ自動車が保有株式の評価損を計上した影響で輸送用機器が26.2%減少した。