第3金曜は「アジフライの日」「聖地」目指す松浦市

 全国有数のアジの水揚げ量を誇る松浦市は15日、長崎市の県庁食堂「シェ・デジマ」で、松浦産アジを使ったアジフライ定食を提供、PRした。
 松浦市によると、松浦魚市場のアジ水揚げ量は2017年まで3年連続で日本一。市は「アジフライの聖地」を掛け声に地域おこしに力を入れており、アジが漢字で魚へんに「参(さん)」と書き、金曜日が英語で「フライデー」であることにちなみ、今月から第3金曜日を「アジフライの日」に設定した。
 初日の15日、県庁食堂で提供された定食は、アジを丸1匹使用しながら500円という安さで、午前11時の販売開始から1時間15分で200食が完売。肉厚でふっくらとした食感が好評だった。
 友田吉泰市長も県庁食堂前でPRし、「県内にも松浦に行ったことがないという人が多い。日本一のアジを浸透させ、食べに来てもらいたい」と話した。
 県庁食堂では3、4月の第3金曜日にもアジフライが提供されるという。

「アジフライの日」をPRする友田市長=県庁

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