知事選、自民推薦の杉本氏「光栄」

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自民党の推薦決定後、表情を引き締め「気を緩めることが決してないよう、活動していく」と話す杉本達治氏=2月15日、福井県福井市の後援会事務所

 春の福井県知事選を巡り、自民党は2月15日、前副知事の杉本達治氏(56)の推薦を決めた。福井県連は党本部から決定の連絡が入ったと発表した。県連が党本部に推薦を上申してから3カ月近くがたち、推薦問題はようやく決着した。ただ、県議や地域支部の一部は現職の西川一誠氏(74)を支援しており、保守分裂選挙の様相は変わっていない。

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 推薦決定後、杉本氏は福井市大手2丁目の後援会事務所で会見し「大変光栄で、活動に大きく弾みがつくと感じている」と述べた。ただ「気を緩めることが決してないよう、草の根でこれまで以上に県内を歩き、県民の皆さんのお話を聞くとともに自身の政策を訴えていきたい」と意気込んだ。

 自身の知事選に向けた政策集の第2弾も発表した。第1弾に比べ、県嶺南振興局の権限・機能の大幅強化など「特に嶺南地域の振興施策を充実させたい」とした。

 また、県連の山崎正昭会長は推薦決定について「県連の意向が尊重され、至当な結論が出されたことは重く受け止めたい。今後とも党員・党友が一丸となり、統一地方選必勝に向け、効果的な応援体制の構築が図られるものと確信する」とのコメントを発表した。

 一方、西川氏を支援する県議15人でつくる県会最大会派自民党新生会の山岸猛夫会長は「党の決定に関しては、コメントする立場にない」との談話を発表した。

 知事選を巡っては、共産党県委員会が19日に立候補予定者を発表する予定。