河津桜と梅の花“共演” 平戸・根獅子

 長崎県平戸市根獅子町の高台にある公園「花農苑・瑞泉郷」にある薄桃色の河津桜が見ごろ。傍らの梅の木には白い花が咲き、訪れた人が春色の共演を楽しんでいる。25日ごろまで。
 地元の町づくり団体、根獅子集落機能再編協議会事務局長の川上茂次さん(68)によると、20年以上前に静岡県河津町から苗木を取り寄せ植樹。高さ約3メートル、枝幅約10メートルまで成長した。今年は2月上旬に咲き始めたという。
 梅は1969年、川上さんが県立猶興館高紐差分校(当時)の卒業記念に植え、高さ約4メートル、枝幅約6メートルまで育った。
 問い合わせは川上さん(電090.2511.3275)。

鮮やかに咲き誇る梅の花(左)と河津桜=平戸市根獅子町

© 株式会社長崎新聞社