「R-1ぐらんぷり」2019年大会決勝進出者が決定!

3月10日にフジテレビ系で生放送される「R-1ぐらんぷり2019」(午後7:00=関西テレビ制作、一部地域を除く)。このほど、厳しい戦いを見事に勝ち抜いた決勝進出者が決定した。17回目となる今回は、参加資格をプロに限定。2542人の応募者の中から決勝進出を決めたのは、下記10人。

●おいでやす小田(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
●河邑ミク(松竹芸能 東京)
●クロスバー直撃 前野悠介(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)
●こがけん(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
●霜降り明星 粗品(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)
●セルライトスパ 大須賀(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)
●チョコレートプラネット 松尾(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
●松本りんす(SMA)
●三浦マイルド(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
●ルシファー吉岡(マセキ芸能社) ※50音順

準決勝が行われた会場内で開かれた決勝進出者発表記者会見では、こがけんがしっかりとした足取りで登壇。松尾は「どんだけ~!」と、おなじみのIKKOのものまねを披露。松本は、客席の報道陣に手を振る余裕を見せる場面も。吉岡が軽快に小走りで舞台に姿を現すと、三浦は持ちギャグ「マイルドフラーッシュ!」を引っ提げて勢いよくやって来た。そして、河邑が恐縮しながらペコリと頭を下げると、小田も「おいでやすー!」と大きな声で自己紹介ギャグを放ち、会場を沸かせた。前野は小田のギャグをパクって「おいでやすー!」と声を上げると、小田が困惑。大須賀は「うれしんですけどー」とおどけ、最後に粗品が「よっしゃー」と言いながら、“粗品ポーズ”を決めた。

決勝戦でのネタ披露の順番を決める抽選では、トップバッターの松尾が「すみません、好きなところ選べるんで」と言いながら、なんとAブロックの1番へ! これには他の出演者たちも「マジで!?」と面食らった様子。松尾は「このメンバーを見て僕が1番にいくしかなと思いました。レイザーラモンRGさんがいつも1番だったのでRGイズムです」とコメント。Aブロックの3番を選んだこがけんは「40歳になって前厄なので、前厄でもここまでいけるんだってところをみせたい」と語った。なお、2番は前野、4番は大須賀。

「攻めに攻めたいと思います」と言いつつ、空気の仕上がっている後半戦となるBブロックの7番を選んだ吉岡。5番は小田、6番は粗品がそれぞれ入り、Bブロックは激戦必至。粗品からは「今年もせいやが復活ステージから上がってくると思うので、ワンツーフィニッシュしたい」と、昨年同様コンビ愛を見せつけた。

Cブロックの8番には松本、9番は河邑、10番は三浦。コンビ・だーりんずで「キングオブコント」で2回決勝に進出している松本は、「勢いがなくなっているのでなんとか爪痕を残したい」と必死の様子。「R-1ぐらんぷり」で2013年に優勝した三浦からは、「今回の『R-1』が最高だったと言われるように頑張りたい」と、大会を背負ったコメントも聞かれた。一方、今回決定した決勝進出者で“紅一点”となった河邑は、松本と三浦を全くライバル視していないよう。「ライバルは?」と聞かれると、Cブロック最後の枠・復活ステージ1位と答えた。

質疑応答では、前野が「優勝賞金500万円の使い道は?」とライバルたちに切り出すと、決勝初出場組からは、「IKKOさんと2人で韓国旅行」(松尾)、「前厄の祈祷」(こがけん)、そして前野本人は「バイトを三つから二つに減らしたい」と、それぞれ語った。また、結婚して子どもが生まれた大須賀からは「まだ結婚式もできていないので、新婚旅行も行って、指輪も買って、電動自転車買って、雛人形買います!」など、具体的な願望が続いた。

昨年末から始まった今大会。決勝では決定した10人と、決勝当日に行われる“復活ステージ”から勝ち上がった2人によるブロックトーナメント方式で、優勝者が決まる。MCは雨上がり決死隊、三田友梨佳(フジテレビアナウンサー)。審査員は後日発表予定だ。

“復活ステージ”の模様は、無料動画配信サービス・GYAO!で生配信予定。さらに決勝の裏生実況番組、決勝直後にファイナリスト全員が集合する大反省会スペシャル番組、決勝後には新王者に密着したスペシャル回も予定している。また、2月15日からは、ケンドーコバヤシがMCを務めるオリジナル番組「ガチンコ!R-1への道」がスタート。「R-1ぐらんぷり」の最新情報を毎週金曜日に配信する。このほか、過去の傑作ネタ映像や今年の予選ネタ映像を多数配信。

なお、アマチュアを対象にした「R-1アマチュア動画ぐらんぷり2019」の投票企画も実施中。エントリーは2月17日まで。優勝賞金50万円を懸けた戦いも見逃せない。

大会史上初の“プロ限定”となった「R-1ぐらんぷり2019」。平成最後の“一人芸日本一”の称号を手にするのは誰なのか!?

写真提供/関西テレビ

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