熱走ひと言

 ◆壱岐1区益川洋武(筑波大) ハイペースで苦しかったが、後半は粘れた。チームの大学生は3人。市民ランナーの皆さんが頑張っているのですごいと思う。古里で高校の物理教師になるのが夢。次も全力を尽くす。
 ◆島原半島2区近藤亮太(順大) 昨年は大会前のけがで走れなかった。その分も今年期待に応えたかったが、後半思うように伸びなかった。最終日は大会最長の1区(19.2キロ)に出走予定。チームを勢いづけたい。
 ◆平戸3区末吉範平(県警) 57歳で34回目の出場。チーム事情で、長距離区間を久しぶりに走った。途中の上りがきつく、前と差が広がってしまった。県下一周駅伝は古里のために走る、特別な思い入れがある大会。
 ◆北松・松浦4区堺健太郎(上武大) チームが苦戦していて、何とか順位を上げようとだけ思って走っていた。区間6位に満足はしていない。アップダウンの激しいコースで、ラストは体が動かなくなった。
 ◆諫早4区金丸逸樹(筑波大) 一昨年は腸閉塞(へいそく)、昨年は直前の発熱でチームに迷惑をかけてきた。区間2位は少し悔しいけれど、しっかり粘ることができた。お世話になった人に成長した姿を見せられた。

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