軽快な演奏でエール 活水中・高吹奏楽部 開幕に彩り

 開幕を盛り上げたのは昨年11月の全日本マーチングコンテストで金賞に輝いた活水中・高吹奏楽部。スタート地点の長崎新聞社前で、笑顔いっぱいのパフォーマンスで出場選手たちを後押しした。
 この日のメンバーは活水女大音楽学部の藤重佳久教授の下で練習を重ねてきた高校1年生主体の38人。軽快なダンスや歌を交えながら「まつり」「風になりたい」など計10曲を披露した。14日に高校を卒業した3年生部員が作詞した「桜いろのマーチ」では「どんなときも前を向いて」の歌詞に選手たちへの思いを乗せて歌声を響かせた。
 高校1年の板井凜々花・運営部長は「1年生主体の舞台は初めてで緊張もしたけれど、楽しく演奏できた。少しでも選手の皆さんに元気を届けられたならうれしい」と笑顔で会場を後にした。

軽快な演奏でスタート開幕を盛り上げた活水中・高吹奏楽部=長崎新聞社前

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