虐待の父刺殺、少年に19日判決

「他に方法がなかった」

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 2018年1月、横浜市の自宅で父親=当時(44)=を包丁で刺して殺害したとして、殺人罪に問われた少年(19)の裁判員裁判の判決が19日、横浜地裁(深沢茂之裁判長)で言い渡される。公判で少年が語ったのは、父親による虐待やドメスティックバイオレンス(DV)。「他に方法がなかった」との少年の言葉が法廷で重く響いた。

 「幼稚園の頃から蹴る殴る、髪の毛をつかんで振り回すなどの暴力があった」。被告人質問で少年は語った。

 検察側は5年以上10年以下の不定期刑を求刑し、弁護側は少年院送致による保護処分を求めた。長年の虐待は事件にどう影響したのか。地裁の判断が注目される。