一時リーグ戦9位と低迷していたレアルマドリーだが、先日のマドリードダービー(アトレティコマドリー戦)を3-1で制して2位まで浮上し、チャンピオンズリーグのアヤックス戦も2-1で先勝するなど、調子を上げてきた。
今シーズンは、攻撃の中心だったクリスティアーノ・ロナウドがユヴェントスに移籍し、ベイルとベンゼマにかかる期待が大きかった。シーズンの序盤こそ深刻な得点力不足に陥ったが、年明け以降徐々に調子を上げてきた。
今のレアルにとって、ベイルとベンゼマのゴールがチームの命運を握っている、と言っても過言ではないことをデータが示している。
ベイルは今シーズン12ゴールを記録
ベイルは今シーズンの公式戦で全12ゴールを記録している。その内訳は、リーグ戦で6ゴール、CLで3ゴール、クラブW杯で3ゴールである。これらベイルがゴールを記録した全10試合全勝である。
彼の持つポテンシャルを考えると少し物足りなさを感じるかもしれないが、昨シーズンのCL決勝で、オーバーヘッドを含む2ゴールを決めて3連覇に導くなど、大一番でゴールを決めている。
ここからゴール数をどこまで伸ばせるだろうか。
ベンゼマは19ゴールを記録
一方ベンゼマはリーグ戦で10ゴール、CLで4ゴール、コパデルレイで4ゴール、UEFAスーパーカップで1ゴールと全19ゴールを記録している。昨シーズンの12ゴールをすでに上回っているのだ。
彼がゴールを記録した14試合は12勝1分1敗である。唯一の敗戦はUEFAスーパーカップ(対アトレティコ戦2-4)であり、それ以外の公式戦は無敗である。
ヴィニシウスやルーカス・バスケスらとの連携も良くなっているのも好材料と言えるだろう。