春告げる山口・秋吉台の山焼き

高く上がる炎に大歓声

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山口県美祢市の秋吉台国定公園で開催された山焼き=17日午前

 日本を代表するカルスト台地として知られる山口県美祢市の秋吉台国定公園で17日、春の訪れを告げる山焼きが開催され、観光客らは、草原が炎に包まれる雄大な光景を楽しんだ。

 美祢市によると、山焼きの範囲は約1138ヘクタールで国内最大級。景観維持などを目的に毎年実施する。午前9時半、合図と同時に地元の住民ら約千人がガスバーナーで枯れ草に点火。煙のにおいが広がり、パチパチと音を立てながら炎が高く上がると、大歓声が上がった。

 山口市の大学生山口鈴華さん(20)は「思ったより近くに炎が迫り、迫力があった」と笑顔。焼けて黒くなった大地は5月ごろになると新緑で覆われる。