18年目のヤクルト寺原、初登板は2回無安打「フォームもいい感じで投げられた」

中日との練習試合で好投したヤクルト・寺原隼人【写真:荒川祐史】

2回を投げて連続四球与えるも、無安打無失点

 ヤクルトの寺原隼人投手が、今キャンプで対外試合に初登板し、2回を無失点に封じた。17日、キャンプ地の「ANAボールパーク浦添」で行われた中日との練習試合。2番手で3回からマウンドに上がると、2回を投げて無安打2四球無失点と好投した。

 昨オフにソフトバンクを戦力外となり、ヤクルトに移籍した寺原。3回は先頭の京田を140キロで二ゴロに打ち取ると、亀澤、福田を2者連続の三ゴロに。2イニング目の4回は先頭のモヤを空振り三振。高橋、阿部に連続四球を与えたものの、井領を中飛、杉山を空振り三振に仕留めた。

 今季初実戦をまずまずの形で終えた35歳。プロ18年目の対外試合初登板後は「久しぶりに打者に投げたので緊張はしましたけど、反省は四球のところだけ。フォームもいい感じで投げられたし、ボールも思ったところに投げられた。(連続四球は)やっちゃいけないこと。そこは大反省」と話していた。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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