【卓球】宇田幸矢がエジプトのエース撃破で8強 U21では戸上隼輔が優勝

写真:戸上隼輔(野田学園高校)/提供:ittfworld

16日、ポルトガルオープンは大会4日目、男子シングルスで宇田幸矢(2月最新世界ランキング91位・17歳)=JOCエリートアカデミー/大原学園=がエジプトのエース、オマー・アサール (同44位・27歳)に4-2で勝利し、ベスト8の成績を残した。

世界ジュニア準優勝の宇田は、日本期待の17歳。一方のアサールはドイツブンデスリーガで腕を磨いた選手だが、宇田は4-2で一蹴した。宇田は次の準々決勝で中国のLIU Yebo(同430位・17歳)に対して、ゲームカウント3-0から逆転を許し、敗退となった。宇田はベスト8で大会を終えた。

一方、アンダー21男子シングルスでは宇田の同級生、戸上隼輔(同217位・17歳)=野田学園高校=が優勝を果たした。

決勝は中国の15歳、向鵬との対戦だった。戸上と向鵬は昨年12月の世界ジュニア、男子団体決勝でも対戦しており、その際は0-3で戸上が敗れている。今回の対戦では戸上が3-0で完勝。世界ジュニアのリベンジを果たした。

ポルトガルオープン、男子は戸上、宇田の17歳の活躍が目立った大会となった。張本智和の陰に隠れがちだが、彼ら若い世代の更なる躍進に期待が高まる。

ポルトガルオープン 大会4日目 日本男子選手の結果

<男子シングルス ラウンド16>

○宇田幸矢 4-2 オマー・アサール(エジプト)
11-6/11-8/11-7/7-11/7-11/11-2

<男子シングルス 準々決勝>

宇田幸矢 3-4 ○LIU Yebo(中国)
11-6/11-5/11-9/11-13/7-11/9-11/4-11

文:ラリーズ編集部

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