県産野菜魅力普及へ 「食と農をキビリ隊」10周年

綾町産野菜を使い、創意工夫を凝らしたレシピで作った料理を披露する学生ら

 南九州大管理栄養学科が各地域のJA青年部と連携し、県産野菜について学び食育活動に生かす「食と農をキビリ隊」が、活動10周年を迎えた。昨年度からJA綾町青年部(前田清寿部長)と協力し、収穫体験などを行ってきた学生たちは、同町産の野菜を使ったレシピを考案するなど意欲的に取り組む。同大学健康栄養学部の竹之山愼一教授は「学生にとって貴重な体験だ」と、今後の活動に期待を寄せている。

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