長崎北陽台4強 全九州高校新人ラグビー 全国へ

 ラグビーの第41回全九州高校新人大会第2日は17日、長崎市総合運動公園かきどまり運動広場で準々決勝4試合が行われ、長崎県勢は長崎北陽台が鹿児島玉龍を60-5で下して、5枠の全国選抜大会(3月30日~4月7日・埼玉)出場権をつかんだ。長崎北陽台の全国選抜切符獲得は2年連続6度目。このほか、東福岡、大分舞鶴、佐賀工が準決勝に進んだ。
 鹿児島玉龍-長崎北陽台は前半10分、長崎北陽台がターンオーバーからプロップ田中翔のトライ(ゴール)で先制。14分にトライを返されたが、その後はFB山口を中心にしたバックス展開などから4トライ(1ゴール)を加えて29-5で折り返した。後半も攻撃の手を緩めず、WTB山田のインターセプトからの独走などで計5トライ(3ゴール)を奪った。
 18日は休養日。第3日は19日、同陸上競技場などで準決勝と第5代表決定予備戦を実施。長崎北陽台は準決勝(11時50分)で佐賀工と対戦する。

【準々決勝、鹿児島玉龍―長崎北陽台】後半2分、ゴールラインに迫る長崎北陽台のロック亀井=長崎市総合運動公園かきどまり運動広場

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