雲仙・富津小ありがとう 閉校式で学びやに別れ

©株式会社長崎新聞社

 本年度末で132年の歴史に幕を下ろす長崎県雲仙市小浜町の市立富津小(川崎泰孝校長、19人)で17日、閉校記念式があり、児童や地域住民ら約400人が学びやに別れを告げた。
 同校は1887(明治20)年に創立し、これまでに4552人が卒業。児童数減少に伴い、新年度からは約4キロ離れた市立小浜小へ統合される。
 川崎校長は「共に学び、みんな優しく、強い子どもにみなさんを育ててくれた富津小は、心の中にずっと生き続ける」と式辞。同校の卒業生で、バスケットボールBリーグで活躍する田中大貴選手(アルバルク東京)からのビデオメッセージも披露された。
 児童は同校伝統の「富津ソーラン」を元気いっぱいに披露。全員で「豊かな自然の中で学んだことを誇りに思う。富津小、ありがとう」と声をそろえた。参加者は校歌を斉唱して、学びやに感謝を伝えた。
 5年の田中優和(ゆな)さん(11)は「運動会で一輪車を披露したのが一番の思い出。閉校は寂しいけど、小浜小でもたくさんの友達をつくりたい」と話した。

校歌を歌う児童ら=雲仙市立富津小