現在ミランでは今冬にジェノアから獲得したFWクシシュトフ・ピョンテクが爆発しているが、これは単なるブレイクでは終わらないかもしれない。ピョンテクはポーランド出身のFWだが、ミランはピョンテクのパフォーマンスに驚いたのか新たなポーランド人選手をチェックしているというのだ。
伊『Calciomercato』によると、今ミランが目をつけているのはポーランド国内リーグのザグウェンビェ・ルビンのU-19チームに所属する16歳のポーランド人MFバルトシュ・ジネクだ。16歳という年齢を考えると即戦力にはならないだろうが、ジネクはその才能を高く評価されている攻撃的MFだという。ポーランドの世代別代表にも選ばれており、今後の成長が楽しみな選手だ。
ピョンテクは昨夏ポーランドのKSクラコヴィアから僅か400万ユーロの移籍金で加入しており、移籍金額から考えると大ヒットだ。同メディアはミランもジェノアのようにポーランドの選手をチェックすることにしたと伝えており、ピョンテクの活躍によってポーランド人選手への注目度が高まるのは間違いない。
ポーランド人選手といえば10年ほど前のドルトムントが印象的で、あの時は2007年にポーランドのヴィスワ・クラクフからMFヤクブ・ブワシュチコフスキ、2010年にレフ・ポズナンからロベルト・レヴァンドフスキが加入。またポーランドからではないが、DFウカシュ・ピシュチェクも加わっている。これも1つのポーランド人選手ブームと言えよう。
ピョンテクはレヴァンドフスキ2世とも言われる逸材だが、ここからポーランドの若手選手が次々と引き抜かれていけば面白い。ピョンテクのブレイクはポーランドサッカー界にとっても大きなことだ。