【欧州】自身の去就について語るヴェンゲル氏 レアルからのオファーを断った過去も

昨シーズンまでアーセナルを22年間率いていたアーセン・ヴェンゲル氏は、イベントに出席した際に自身の将来について言及。監督業に復帰するかは未定であると語った。

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69歳となったヴェンゲル氏は、昨年10月に2019年から監督に復帰すると宣言していた。どこのクラブを指揮するか注目が集まっていたが、年明けでビッグクラブに監督人事は見られず、ヴェンゲル氏の復帰は先送りとなっている。フランスのローレンス・スポーツ・グッド・アワードに登壇したヴェンゲル氏は去就について質問され「分からない」と応えた。

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「私は今の生活を楽しんでいるし、世界中を旅している。プレッシャーから解放され自由な時をエンジョイしているよ。だが、サッカーが恋しいのは確かだ。いくつかのクラブのオファーを断った。私の仕事は彼らからベストな力を引き出すこと。それには私自身もベストを尽くさなければならない。現場に就くか知識を共有してくことになるか分からないが、仕事を続けようと思っている」。

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またヴェンゲル氏は、過去にレアル・マドリードからのオファーを断った過去を明かした。「監督は3つの要素に影響を与えると思っている。個々の選手のキャリアの向上について、彼らの人生について、そしてクラブの発展についてだ。この3つの要素は私にとって非常に重要であり、クラブを発展させたかった私は、去るタイミングがベストではないと感じたんだ」。

自身の将来について語ったヴェンゲル氏

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