ネット詐欺に巧妙な新手口「決済エラー詐欺」 クレジットカード情報を根こそぎ盗られる

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ネットに潜む様々な危険に、またひとつ新たな手口が加わった。「決済エラー詐欺」というものだ。専門家が「これは本当に悪質で巧妙です」という手口は、いったいどんなものなのか。

これまでも、宅急便の不在通知を装ったメールから偽サイトに誘導する手口や、決済アプリの不正請求などがあったが、これらは、サイト自体が偽物で購入した品物が届かない、などわかりやすかった。ところが、新たな手口は、本物のサイトの中に偽画面が仕組まれているので、騙されたことすら気づきにくい。

本物のサイトの中に偽物が侵入する

ネットでものを購入すると、必ずカード情報入力画面が出る。名前、アドレス、カード番号、有効期限、セキュリティコードなどを入力する画面だ。新たな手口は、ここで「入力にエラーがあった」と再度入力を求める画面になり、これが偽サイトにつながる。

しかし、再度の入力で本物画面になるので、正規の決済が完了して品物も届く。盗まれるのは「クレジットカード情報」というわけだ。盗まれたデータは、ヤミ市場で売買される。不正使用による被害件数は、わかっているだけで1万3000件にのぼるという。

ネット・ジャーナリストの三上洋さんによると、通常の入力エラーでは、間違った部分だけ再入力を求める形が多いが、この偽サイトでは全情報が真っ白になる。大方は「なんとなくおかしいな」と思う程度で見過ごしてしまう。

MCの国分太一「パスワードの入力エラーはよくありますよね」

三上さん「昨年夏から増えてきた。サイトに侵入する手口を見つけたらしい。買った側も、ショッピングサイト側も気づきにくい」

MCの真矢ミキ「(ショッピングサイトが)乗っ取られているんですか?」

三上さん「侵入されている。大手は大丈夫だが、中小のサイトが4つ破られています」では、どうしたらいいのか?

三上さん「クレジットカードの利用明細を必ず見ること。ネットでなく、たとえ有料でも紙の明細書を見ること。6か月以内なら保険で被害をカバーしてくれる」

国分「大手が破られる可能性は?」

三上さん「あります。警察も対策していますが......」

カンニング竹山(芸人)「こういうことは重罪にしてもらわないと。キャッシュレス化の中で、防ぎようがない」