北山宏光が“あの人”との映画デートの約束を告白!?

映画「トラさん~僕が猫になったワケ~」の公開初日舞台あいさつが行われ、主演の北山宏光、共演の多部未華子、平澤宏々路、筧昌也監督が登壇した。

本作は、ある日事故で命を落とした売れない漫画家でダメ夫の高畑寿々男(北山)が、これまでの愚かな人生を挽回すべく、猫の姿になって期間限定で妻の奈津子(多部)と娘・実優(平澤)のもとに戻ってくるという物語。観客全員が猫耳をつけるというキュートなサプライズで迎えられると、「かわいい~」(平澤)、「あれ! 男の子も猫になってるよ! 色違いもあるのかな?」(北山)などとほほ笑ましく会場を見渡していた。

初日を迎えた感想を聞かれた北山は、「待ちに待った初日ですね。撮影してから1年ぐらい準備期間がありまして、やっと皆さまに見せられるなと。本当にうれしく思っております」と感慨深げに話した。また、司会者から「『見るよ』という声や、『試写を見た』という反響はありますか」と問われると、「Hey! Say! JUMPの薮(宏太)が、一緒に見に行こう、って。俺、誘われました!(笑)」と報告。さらに「2人で行くんですか?」との問いに、「そうじゃないですかね。こっそりですよね」と言うと、多部からも「どこに行かれる予定ですか? 皆さん、どこかで遭遇したいでしょう」と追及され、「いやいやいや!」と焦り顔。平澤も「気になる」と便乗し、多部から「ちょっとヒント。東京都内?」とダメ押し(?)された北山は観念したのか、「ま、まぁ、ん~…都内だな!(笑)」と、劇中の仲良し家族ぶりを彷彿とさせた。

「初日だから言える、撮影中に不思議だったこと」という質問には、平澤が「北山さんが毎日同じジュースを片手に入って来ていた。何を飲んでいたのかなって」と疑問を投げかけた。すると北山は「あれは…タピオカミルクティーでした(笑)」とちょっと恥ずかしそうに告白。多部から「まとめ買いをして冷蔵庫にいっぱいストックをしてるんだ、と言っていました」という情報も追加され、「冷蔵庫に前の日のやつとかを置いといて、ちょっと固まったタピオカミルクティーを飲むのが好き」と意外な好みを明かしつつ、「…なんの話してるんですか?(笑)」と自分にツッコむ場面も!?

また、撮影現場でいつも多部が北山の私服をファッションチェックするという不思議なやりとりがあったという話では、北山の私服について、多部が「いつも不思議な…すてきなお召し物」と言い直し、「遅いよ、もう(笑)」と切り返し、多部からはさらに「やたらポジティブ。本気でイジっても、めげない。『またまたぁ~!』ってなる」と言われ、「冗談かと思ってた(笑)」と答えると、「ほら~!」と多部と平澤が大笑い。司会者から「かなりイジられてますね」と指摘されるが、「いいんですよ。ダメ夫役なので、尻に敷かれるぐらいが」と、苦笑いしつつも、どこかうれしそう。

フォトセッションには、“トラさん”を演じた猫の金時も登場。抱きかかえて再度入場してきた北山は、その大きさ&重さに驚いた様子。ちょっとゆすったり、顔をのぞき込んだりと、まるで赤ちゃんのように接していた北山は「僕たちが一生懸命作った愛情が、皆さまにも届いていたらいいと思いますので、ぜひともたくさん見てください」とアピールし、締めくくった。

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