膝の負傷で長期離脱を強いられていたバルセロナのフランス代表DFサミュエル・ウンティティがプレーできる状態まで回復したとクラブが発表。UEFAヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグのリヨン戦の招集メンバー入りを果たした。
昨シーズンから膝の痛みに悩まされていた25歳のウンティティは、FIFAロシアワールドカップを決勝戦まで戦い、ほぼ休む間もなく今シーズン開幕を迎えた。その影響もあり怪我を癒すことが出来ず、昨年10月には手術を敢行。11月には一時的に回復してラ・リーガ第13節アトレティコ・マドリード戦で復帰を果たすものの、続くチャンピオンズリーグのグループステージPSV戦では再び痛みを覚えベンチ外となっていた。メディカルスタッフからは今シーズンいっぱいを休養に当て来季に完全復活を果たす案が出されていたが、他のセンターバックを主戦場とする選手が相次いで負傷し、今季中の回復を目指すことに。懸命なリハビリの甲斐あって、ついにメディカルスタッフからプレーの許可が下り、古巣リヨン戦の招集リストに名を連ねることとなった。ただ、直近のラ・リーガ第24節レアル・バリャドリード戦に出場したベルギー代表DFトーマス・ヴェルメーレンは、筋肉の過負荷により負傷離脱を強いられている。
