集めよう「工場夜景カード」 川崎市は23日から配布開始

 川崎市など全国の11市でつくる全国工場夜景都市協議会は、「全国工場夜景カード」を加盟する都市別に作製した。同協議会が「工場夜景の日」として定めた23日から、各都市で配布を始める。

 カードは縦6.3センチ、横8.8センチ。表面に工場夜景の写真を掲載し、裏面には夜景の見どころや主な観賞場所、市の情報などを盛り込んだ。協議会に加盟する川崎、四日市(三重県)、室蘭(北海道)、北九州、周南(山口県)、尼崎(兵庫県)、富士(静岡県)、千葉、堺、高石(大阪府)、市原(千葉県)の11市ごとに作製した。

 川崎市のカードは23日午前9時から、JR川崎駅駅ビル「アトレ川崎」3階の「かわさき きたテラス内観光案内所」で先着千人(1人1枚)に配る。担当者は「コレクション性の高いカードなので、ぜひ各都市を訪れて集めてほしい」と呼び掛けている。

 2011年2月23日に川崎市で第1回全国工場夜景サミットが開催されたことから、同協議会は16年に同日を工場夜景の日に制定している。

川崎市で配布する工場夜景カード

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