侍ジャパンにベイ3投手 日の丸誇りに闘志

 3月にメキシコとの強化試合に臨む野球日本代表のメンバーが18日発表され、日本ハムの清宮幸太郎内野手や巨人の岡本和真内野手ら若手主体の28選手が選ばれた。稲葉篤紀監督は那覇市内で記者会見し「東京五輪本番を来年に控え、見ていない選手を試す最後のチャンス。メキシコは非常に強いチーム。どこまで通用するかしっかりと見ていきたい」と話した。

 侍ジャパンにはベイスターズからも3投手が名を連ね、初選出となった6年目の三上は「選ばれたことは本当に光栄。代表ユニホームに恥じないよう、しっかりとプレーしたい」と表情を引き締めた。

 約1年ぶりの選出となった今永は「ベイスターズの代表として日本代表に行くので、そこで得たものをチームに還元したい」と意気込んだ。

 日本代表の稲葉監督が11日にベイスターズキャンプを視察した際には、「滅多にない機会なので頑張ってほしい」と三上に声を掛け、昨季4勝にとどまった今永には「今年は頼むぞ」と激励したという。

 一方、代表常連組の山崎は「ヤスアキジャンプを含め、球場の雰囲気を変えられるようなピッチングを心がけていきたい」と静かに闘志を高めていた。

侍ジャパンに選出された(左から)山崎、今永、三上

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