胆振東部地震 復興のバトン

買い物客らの募金、登別市に届ける

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 胆振東部地震被災の復興に役立ててほしい―と、募金活動に取り組んだ企業が18日、登別市に寄付金を届けた。市は企業からの善意を防災対策として活用する意向だ。
(西川悠也)

登別中央ショッピングセンター

善意を届けた市民たちを代表し、目録を手渡す亀谷理事長(中央)

 市の防災備蓄品を購入してください、と善意を届けたのは登別中央ショッピングセンター(亀谷和人理事長)。店内に訪れた買い物客らが寄せた額は6万2500円に上った。

 同センターは胆振東部地震が発生した後の9月中旬~今年1月下旬、アーニス広場に募金箱を設置した。

 この日は亀谷理事長のほか、泉田覚副理事長と田中敏博事務局長が市役所を訪れ、小笠原春一市長に目録を手渡した。

 亀谷理事長は「多くの市民が2012年に発生した大停電を経験しているせいか、多額の寄付が寄せられました。本当に、ご協力ありがとうございます」と多くの市民や買い物客に感謝している。

登別出身社長の2社

寄付者の善意の届ける有吉(右)、菊池(中央)両社長

 東京に本社があり、社長がともに登別出身者というソーケングループ(有吉徳洋代表取締役社長)とデクブリール(菊池教泰代表取締役)が計12万3667円を届けた。

 両社は昨年11月以降、福島県や奈良県などで全5回、大道芸人らを招いたステージイベントや復興応援販売会を開いて、訪れた買い物客や来場者から“善意”を募った。

 登別市役所を訪れた有吉、菊池の両社長。早速、小笠原春一市長に重たい貯金箱と、鍵を手渡した。両社長は「寄付に協力していただいた人たちの気持ちが集まったバトンをつなぎました。復興に役立ててください」と願っていた。