陸自隊員76人からノロウイルス検出 相浦駐屯地給食施設

 佐世保市の陸上自衛隊相浦駐屯地で食事をした隊員76人が嘔吐(おうと)や下痢、発熱の症状を訴え、ノロウイルスが検出されたとして、市保健所は18日、給食施設の委託業者、キョウワプロテック(福島市)を19日から2日間の営業停止処分にした、と発表した。
 保健所によると、1月31日に駐屯地から連絡があり発覚。19~53歳の男女76人が症状を訴え、うち73人が受診したが、重症者はいなかった。患者と調理従事者の便からノロウイルスが検出された。原因食品は調査中。施設は1月31日から営業を自粛していた。

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