ジープ「レネゲード」をマイナーチェンジ|よりモダンなデザインとなって登場

FCA 「Jeep Renegade(レネゲード)」をマイナーチェンジ

まずはリミテッドから販売開始、価格は355万円

FCA 「Jeep Renegade(レネゲード)」をマイナーチェンジ

FCAジャパンは、フロントとリア周りのデザインが刷新されたジープ「レネゲード」を、2019年2月23日より販売する。

グレード構成は従来通り「ロンジチュード」「リミテッド」「トレイルホーク」の計3モデルを予定。まずレザーシートを始め、充実した装備により高い快適性を誇る、リミテッドを同年2月23日に発売する。価格は355万円(消費税込み)。

エントリーモデルの「ロンジチュード」と、4WD仕様の「トレイルホーク」については、今春の発売を予定している。

主な4つの特長

新型ラングラーからインスピレーションを受け、よりモダンなデザインに

フロントフェイシアの色やデザインが一新され、より精悍な佇まいとなった。また、フロントヘッドライトとリアコンビネーションランプが、新型ラングラーにインスピレーションを得たアイコニックな意匠に変更され、モダンな表情に生まれ変わった。

全てのランプをLEDに統一、従来よりも明るさが20%向上

機能面での刷新も図り、新設計のヘッドライトは、デイタイムランニングライトを始め、ハイビーム、ロービーム、フォグランプのすべてがLEDに統一された。その結果、従来のキセノンヘッドライトに比べて明るさは20%向上し、夜間走行時の視認性が大幅に高められた。このほか外観上では、ドアミラーの色がシルバーからグレーに変更(リミテッド)されたほか、ホイールデザインも一新されている。

新たな高効率エンジンを採用し高パフォーマンス・低燃費を実現

新しい高効率エンジンとして、従来の1.4リッター直列4気筒マルチエアエンジンに代わり、新世代1.3リッター直列4気筒マルチエア2エンジンを採用。この新型エンジンは、セントラルダイレクトインジェクション、インタークーラー付ターボチャージャー、ならびにSTART&STOP;機能を搭載し、優れたパフォーマンスと低燃費を両立している。

エンジンスペックはリミテッドの場合、従来モデルに比べて11ps増となる最高出力151psを発生。最大トルクは、40Nm増となる270Nmを発揮する。燃費性能については、実用燃費に近いWLTCモードで13.5km/Lとなっており、高出力・高トルクながら優れた燃費性能を実現した。

ドアミラーにオート格納機能を追加、地デジTVチューナーも

従来よりも、さらなる装備の充実を図った結果、ドアミラーにオート格納機能が追加されたほか、オーディオナビゲーションシステム「Uconnect」には、地上デジタルTVチューナーが標準装備となった。

また、全車でカーエアコンの冷媒使用量を減少させるなどして、環境面にも配慮された。

レネゲード リミテッド 主なスペックと価格

■駆動方式:2WD

■全長×全幅×全高:4255mm×1805mm×1695mm

■ホイールベース:2570mm

■車両重量:1440kg

■乗車定員:5名

■エンジン種類:直列4気筒 16バルブ インタークーラー付ターボ

■トランスミッション:6速乾式デュアルクラッチオートマチック

■総排気量:1331cc

■最高出力:111kW(151PS)/5500rpm

■最大トルク:270N・m(27.5kg.m)/1850rpm

■WLTCモード燃費:13.5km/L

■価格:355万円(消費税込み)

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