「ホンダに関してはすべてスムーズだった」とトロロッソのクビアト。有意義なテスト初日を終え、向上への期待高まる

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 2019年プレシーズンテスト初日にトロロッソSTR14・ホンダの走行を担当したダニール・クビアトが、有意義な一日だったとポジティブな感想を語った。2018年型のマシン、あるいはパワーユニット(PU/エンジン)との違いについては、まだ結論を出す段階ではないが、向上に期待しているという。

 2017年終盤までレッドブルファミリーの一員だったクビアトは2019年に向けてトロロッソと契約、復帰を果たした。先週、2019年型ニューマシンのシェイクダウンを行ったクビアトは、18日、スペイン・バルセロナで本格的なテスト作業を開始した。

 クビアトは77周を走行し、1分19秒464(C4コンパウンド使用)の自己ベストタイムで11人中6番手となった。

「テスト初日には走行距離を稼いで、マシンの全体的な挙動をチェックすることが大事なんだ」とクビアトは言う。
「今日は有意義な一日だったので、これをベースに向上を図っていく」
「全体的にポジティブな一日だったと思う。でも結論を出すにはまだ早すぎる」

「ベースはしっかりしていると思うが、ここからさらに改善していく必要がある。(合計8日間のテスト期間のなかで)僕が走るのはあと3日だ。今日見つけたものに取り組み、さらに向上させていくよ。今日はホンダに関してはすべてがスムーズだった」

■「2018年型との違いについてはこれから詳しく評価していく」とクビアト

 2018年最終戦後にアブダビで行われたタイヤテストでクビアトは2018年型STR13で走った。昨年型と比較してニューマシンSTR14はどう変わったかと聞かれ、クビアトはまだ判断できる段階ではないと答えた。

「当然のことながら(レギュレーション変更への対応で)フロントウイングが変わったのは確かだ」とクビアトは言う。

「でもアブダビでは気温が高く、ここは今朝6度だった。これほど気温が違うと、何が変わったかという判断を下すのは難しい。今はやるべきことに集中し、マシンをしっかりチェックしていくことが大事だ。何か比較する必要があればエンジニアが聞いてくるだろうけど、今のところその必要はないみたいだよ」

2019年第1回F1テスト1日目 ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)

 クビアトは、パワーユニットに関しても2018年型との違いについて判断を下せる段階ではないと言う一方で、ホンダのエンジニアたちがさらなる改善のために取り組んでくれるはずだと信頼を示した。

「パワーユニットの違いについても判断するのは難しい。今日はまだテスト初日だからね」とクビアトは語った。

「エンジンがどういう状態で走っていたのかも正確には分からないから、比較できる段階ではない。ホンダのエンジニアはこれからデータを分析する。優れたレースエンジンを作るにはどうすればいいのかといった問題はエンジニアに任せたい。僕はマシンの挙動に集中していくよ」