骨髄ドナー急増、6日間で通常の30倍新規登録 池江選手の白血病公表きっかけに/青森県内

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骨髄バンクへの登録者に交付されるドナーカード

 競泳女子の池江璃花子選手(18)が12日に白血病を公表して以降、青森県内でも骨髄バンクへのドナー登録者数が急増している。13~18日の6日間で通常の約30倍の67人が新規登録した。県赤十字血液センターの担当者は「予想しなかったものすごいペース」と驚いている。

 骨髄バンクは、白血病など血液疾患の治療のために骨髄移植が必要な患者と、それを提供するドナーをつなぐ制度。18~54歳が登録できる。県内では青森市と弘前市の献血ルームで常時受け付けているほか、各地を回る献血バスでも可能。登録には採血も含め10分前後かかる。

 同センターによると、これまでドナー登録者数は1週間に1~2人程度だったが、池江選手の病気公表後に急増。13日6人、14日12人、15、16日にそれぞれ11人、17日24人、18日は3人が登録した。「どこで登録できるのか」などの問い合わせも増えている。

 県内のドナー登録者数は1月時点で9149人。増加傾向にあり、人口千人当たりの登録者数は全国8位と高い。ただ、骨髄移植には患者とドナー間で白血球の型が一致しなければならず、適合の確率は極めて低い。このため、より多くのドナー登録が重要になる。

 同センター献血推進課の島田博明課長は「ドナー登録年数が長くなる若い人に特に協力してほしい。さらに今の時期は献血量が不足するので、ぜひ合わせて協力してほしい」と呼び掛けている。献血バスでのドナー登録会は同センター・ホームページの「献血バス運行スケジュール」で確認できる。