「権三ほーる」6月末閉館 紫波町の小さな文化館

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6月末で閉館する権三ほーると畠山貞子館主

 紫波町の歴史や文化の発信拠点、同町日詰の町の小さな文化館「権三(ごんぞう)ほーる」(畠山貞子館主)は、6月末で閉館する。セミナーや絵画の展示、朗読会などを開いてきたが、建屋の老朽化に伴い解体。来年以降は広場として整備し公共に開放することを検討している畠山館主(71)は「後退ではなくむしろ前進。子どもたちが遊び、近所の人が集う場にしたい」と意欲を燃やす。

 同ほーるは畠山館主の木造2階建て自宅兼店舗の1階(床面積約40平方メートル)を活用し、2005年に開館。畠山館主が所属する歴史文化顕彰団体どっこ舎(内城弘隆主宰)の作品展やお話し会、講演会をはじめ、紙芝居、講談、歌声喫茶など多彩なイベントを開いてきた。

 3月22日に最後の事業「聖歌の里の小さな朗読会」を開き、6月の閉館フェアで作品の展示販売を行って14年間の活動に幕を下ろす。

 3月22日の朗読会は午後1時~同4時。入場料は300円。問い合わせは同ほーる(019.676.5796)へ。