【MLS】流浪人ナニがアメリカ行きを決意 フリーでオーランド・シティに移籍

マンチェスター・ユナイテッドなどでプレーし、今季は母国ポルトガルのスポルティングで活躍する元ポルトガル代表FWナニが18日、MLS(メジャーリーグサッカー)のオーランド・シティに移籍することが決定した。

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32歳のナニは今シーズン、ラツィオから下部組織で育ちプロデビューを果たしたクラブであるスポルティングに加入。28試合に出場し9ゴール7アシストを記録するなど、チームの中心選手として活躍していた。まだスポルティングとの契約を残していたナニだったが、MLS開幕前にオーランド・シティ移籍を決意。クラブ幹部のルイス・ムッツィ氏は、「我々の組織にとってこれはエキサイティングな事だ。ナニの凄まじい経験は我々に多くの影響をもたらすだろう。彼は爆発的なウィンガーで、動きやクロスの精度は、攻撃陣にリードし試合にインパクトを与えてくれる」と公式HPで声明を発表した。

ナニは2007年にサー・アレックス・ファーガソン率いるマンチェスター・ユナイテッドに加入すると、プレミアリーグ、UEFAチャンピオンズリーグ、FIFAクラブワールドカップなど様々なタイトルを獲得。2015年にフェネルバフチェに移籍してからは、バレンシア、ラツィオ、そしてスポルティングとヨーロッパを渡り歩いていた。

MLSのオーランド・シティ移籍を発表したナニ

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