九州北部に続き、19日夕方には四国でも「春一番」が吹いたと発表された。昨年(2018年)より9日早い観測となった。
山陰付近の低気圧に向かい、四国は南寄りの風が流れ込んだ所があり、気温も上昇している。午後5時までの最高気温は、高知県土佐清水市19.5℃、愛媛県宇和島市18.6℃、徳島市15.2℃などとなっている。また、高知県の室戸岬で午後2時47分に南南西22.9メートル、香川県東香川市で午後2時40分に南南東20.7メートルの突風を観測した。
四国では、あす20日(水)は太平洋側で気温が上がる予想だが、瀬戸内側は13℃前後の予想となっている。気温や天気が変化しやすい時季で、体調を崩しやすいので注意が必要だ。
なお、春一番は、立春から春分までの期間としているため、年によっては発生しないこともある。