高橋一生&斎藤工&滝藤賢一があえて結婚しない男子に! アラフォー独身男性の本音を体現

テレビ朝日系では4月期に高橋一生主演の連続ドラマ「東京独身男子」(土曜午後11:15、開始日未定)を放送することに決まった。同ドラマは、仕事に趣味にと充実した日々を過ごすアラフォーの“あえて結婚しない”男子=「AK男子」にスポットをあてたラブコメディーで、共演に斎藤工、滝藤賢一と高い人気と実力を誇る豪華俳優陣が結集。今までにない恋愛・結婚感でアラフォー独身男性の本音を体現してく。

高橋が演じる石橋太郎はメガバンク勤務でバランス感覚の良い組織人ではあるものの、こと恋愛に関しては持ち前の分析力と観察眼が邪魔をし、スムーズにいかない優良物件男子。斎藤が演じる三好玲也はバツイチの審美歯科クリニック院長で、「2年間の“服役”(結婚)から“出所”(離婚)し、見事『プリズン・ブレイク』を果たした」ばかりで2度目の独身生活を謳歌(おうか)中。また、滝藤賢一演じる岩倉和彦は、大手弁護士事務所のボス弁で、太郎、三好にとってはよき兄貴的な存在となっている。

高橋は主演を務めるにあたり、「現代を生きる僕たちのリアリティーの一側面だと思います。僕は俳優という仕事柄、結婚を急かされることはありません。けれど同世代の友人の多くは結婚している。世間的にはそういうものだと、今回改めて感じました。結婚しようと行動を起こす男を演じられるのは、僕にとって良い体験です」と作品のテーマに触れ、斎藤、滝藤との共演には「俳優として尊敬している大好きな2人なので、一緒にお芝居できるのが楽しみです。例えば、僕は周りからこじらせていると思われても、焦りを覚えないんです。斎藤さんと滝藤さんも確固たる自分をお持ちで、似た匂いを感じます。そんな3人が、こじらせて七転八倒するという役を演じたら一体どうなるのか。期待は大きいです!」と楽しみにしている様子。

その斎藤は高橋、滝藤にいついて「“尊敬の先にいる方々”です。僕がダメだとこの作品に迷惑をかけてしまうので、襟を正す思いです。どう転んでも、お芝居を展開させていくことができる高橋さんと滝藤さん。2人と一緒に脚本を超える瞬間が生まれたらうれしいです。自分自身も視聴者として楽しみな作品になると思います」と意気込みを語った。また、物語自体に突き刺さるものがあるとし、「僕自身、姉や身近な既婚者たちを見て、結婚を“疑似体験”し、“大変さを味わった気でいる”。だから結婚とは距離を感じているんです。今、結婚に消極的な人が多い理由には、人との摩擦を避けたい気持ちもあるのではないでしょうか。そういう、まさに現代を、この作品は捉えていると思います」と本作の意義についてコメントした。

高橋、斎藤の兄貴分的な役を演じる滝藤は「(岩倉は)セクシーな男なんですよ。僕は常々、色気のある役に憧れていましたから。『セクシーな役やりたーい!』って。でも、いざ実現したらちょっと尻込みしてるんですよね。本気で心配して、プロデューサーに『僕で大丈夫ですか?』と確認したくらいです(笑)。キャスト、スタッフに身をゆだねて、岩倉という男を存分に楽しみたいです」と述べ、「高橋さんと斎藤さんとのセッションが今から楽しみでなりません。一つ一つシーンを丁寧に積み重ね、視聴者の方に楽しんでいただけるドラマをキャスト、スタッフが一丸となって作っていきたいと思っております」と意気込んでいる。

© 株式会社東京ニュース通信社