三菱 ekワゴンの概要
三菱 ekワゴンは2001年10月に発売された軽トールワゴンです。コンパクトなボディと広い視界を持っており、その扱いやすさで幅広いユーザーから支持を得ています。現在のモデルは2013年6月にモデルチェンジを経た3代目となります。またその他に「ekカスタム」「ekスペース」などのモデルが存在し、ekシリーズと呼ばれています。
なおekシリーズは、三菱と日産の合弁会社「NMKV」によって企画・開発されたモデルです。車両の開発と生産は三菱が受け持ち、企画と原材料などの購買は日産が行っています。
三菱 ekワゴンの改良・特別仕様車 最新情報
三菱は2018年5月、ekワゴン、ekカスタム、ekスペースなどのekシリーズの予防安全性能を向上させ、発売しました。ekワゴンの価格は110万9160円~158万40円(消費税込み)です。
特長は主に3つあります。
特徴その1:衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]
従来モデルのレーザーレーダーに代わり、フロントカメラを採用。前方の歩行者の検知を可能としたほか、作動車速域を対車両は従来の約30km/h以下から、約10km/h~80km/hまで拡大。また対歩行者も約10km/h~60km/hとし、優れた安全性を確保しました。
特徴その2:踏み間違い衝突防止アシスト
踏み間違い衝突防止アシストでは、障害物に対しては前進時および後退時ともに作動。さらに、前進時には対歩行者や対車両にも作動し、エンジンの出力制御やブレーキをかけて衝突を、回避または衝突被害を軽減します。
特徴その3:車線逸脱警報システム(LDW)
フロントカメラによって車両前方の車線位置を監視し、車線を逸脱する、もしくは逸脱しそうになると、メーター内の警告灯と警報音でドライバーに注意を促します。